★三河地域の公共交通機関の過疎化の激化!?★車が無いと生活が出来ない過疎地になった三河地域★

西三河地域はいつから田舎の過疎地となった?

おいらが学生の頃は、余り便利とも思えなかったが、一応1時間に1便程度の公共交通機関として名鉄バスが、各地域に走っていた。このバスを利用した通勤、通学の利用者が沢山いた。いつのまにかこの名鉄バスが徐々に撤退し、現在では地域の大病院への路線以外、JRの南部では廃壊滅的な廃線。この名鉄バスの撤退と並行したのが市内の商店街の過疎化。今では完全な閑古鳥。バスが無くなったので客は歩くことを止めた。店の横に駐車場が無いのなら客は来ない。(某公園の客の行動を見ていると面白い。散策に来たのだが、ちょつと離れた大きな駐車場を利用するのが嫌なようで、障害者用の駐車場に停める人がかなりいる。散策目的の公園に来ても歩くのは嫌だ!😁)

各家庭での車の普及と公共交通のバスの撤退、市内の商店街の過疎化は相関図のように一致する。不便なバス路線が原因で自家用車の普及を早めたのか、自家用車の普及で路線バスが無くなったのか、これは表裏の関係のようだ。市内でも、JRの南側の住民は、1家に1台では無く成人に1台というほどに車が普及した。もちろん、かっては所得倍増とかで日本経済が急成長し、日本人の所得も増え、車の購入がそんなに困難でなくなったという経済的な面も大きいが、今回はそれは省く😁。

何故名鉄バスが撤退したか?それは子供でも分かる。儲からないからだ。市内を走る名鉄西尾線ですら、既に赤字路線と転化し、自治体から補助を受けている。

(以前、高校の先輩の親しい同級生が名鉄の専務?だとかで、盛んにその同級生が、名鉄は赤字スレスレだとかで嘆いでいた、名鉄に乗ろう!とか言ってたが、乗ろうにも、もぅ回りには名鉄が無い?)

自家用車の普及は、徹底的に公共交通機関をダメにしていく。え?東京は違うではないかと?網の目のように公共交通機関が走る東京、そして土地がべらぼうに高い。ある程度の経済力のある人しか持てないのだ。しかも車より、公共交通機関を利用したほうが確実で早く目的地に付ける。人口も増えている。

安城は何故、公共交通機関の過疎地に変化したのか?人口も名鉄バスが各地域を網羅して走っている頃の倍くらいになってるのに?と呻いても自家用車の公共交通機関へのダメ-ジが破壊的で、その他のプラス要素を受け付けない。

最近、近々市内の一角に大きなショツピングパ-クが出来るということが話題になっている。今までの大きなモ-ルは田んぼの中に出来ることが多かったのだが、今回は市街地。それに依って地域の渋滞を起こすのではないかと杞憂している。とはいっても、直接に影響を受ける人は、ショツピングパ-クの近くの住民とその沿線の道路を通勤とかで走る一部ドライバ-。全住民の5%にも満たないだろう。95%以上の住民は、直接関係が無いので、どんな店になるかとワクワクしている部類だ。

車社会のこの地域で、どうしてあんな交通の隘路に、しかも市街に造ろうとしているのかは今だ意味不明だが、そこに空き地があったからということだろう。

自家用車が公共交通機関の僻地を生み出したのだが、今回は、公共交通機関が無い僻地では無く、比較的最寄りの駅から近い交通の隘路に大型のショツプが出来る。ちょつとパラドックス的で、開店後の推移が興味津々というか、社会実験的で面白い(無責任?)。さてどうなるのかな?

 

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